海外旅行

 パックツアーは伝道師トーマス・クックが1841年7月5日、イングランド中部のレスターで開かれた禁酒大会の参加者のために団体旅行列車を仕立てたのが始まりとされる。のちにクックは国際的に有名な旅行代理店の創業者となる。ツアー客が乗る車両には屋根がなかったが当時は高価だった汽車旅行が大衆に広がった。
 日本人のあいだに海外旅行を広めたのもパック・ツアーだが、本格化したのは東京オリンピックが開催された1964(昭和39)年4月1日のこと。この年、海外への観光渡航が自由化されたことがきっかけである。それまでは留学のほかは視察など職業上の理由がなければ海外へは行くことができず、外貨を得るのにも政府の渡航審査連絡会に申請書を出して許可を受けなければならなかった。また「1人年1回限り」という制限もあり、こちらは1966(昭和41)年1月1日より撤廃された。


2003.07.22 作成
2017.09.22 更新

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投稿者: たろう

京大進学を目指す学習塾教室長・40代独身。お嫁さん随時募集中。