札幌市営地下鉄の自動改札機

 人口過密な首都圏などの地下鉄・JR・私鉄や仙台・名古屋・福岡などの地下鉄の自動改札機は、通常扉が閉じられており切符や定期券を入れると扉が開くようになっているが、札幌市営地下鉄の自動改札機はいつも扉が開いており料金不足の切符や期限切れの定期券が差し込まれたときだけ閉じる仕組みになっている。
 これは札幌の地下鉄が開業した1971(昭和46)年、当時の交通局長が「乗客の不正を前提とするような考えは『関所』の発想であり役人の誤った権威主義だ」という決断を下したことによる。それ以来、札幌市営地下鉄の自動改札機の扉は常に開かれたままとなっている。
 この自動改札機も実はスイッチの操作一つでいつも閉じた状態にすることができるが、札幌市交通局の話では「お客様に慣れ親しんでもらった方式を改めるつもりはまったくない」とのことである。


2003.10.02 作成

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投稿者: たろう

京大進学を目指す学習塾教室長・40代独身。お嫁さん随時募集中。