Bさん? Xさん? Jxxxさん??? 20世紀に存在したフランス人の姓

 フランスで、1891年から1990年までの100年間の国勢調査を分析し、フランス国内のさまざまな姓(苗字)をまとめた本『フランス姓名地図』が1999年に刊行されました。

 今回は、この本の中に書かれている、20世紀のフランス人の姓の話を紹介します。



1文字や母音なし!フランスにあった珍しい姓

 この本によると、20世紀の100年間、フランスには120万以上の姓がありました。この数はもちろん世界一です。

 珍しい姓もたくさんありました。

1文字だけの姓

 “B”や“X”といったアルファベット1文字だけの姓がありました。

母音が出てこない姓

 “Jxxx”など、母音が出てこない姓がありました。ちなみに“Jxxx”は何と発音するか、筆者には分かりません。

首都の名前と同じ姓

 「アルジェ」など、首都の名前と同じ姓を持つ人もいました。

20世紀に消滅した姓は20万以上

 珍しい姓が存在した一方で、存在しなくなった姓も20万以上あります。

下品な姓

 「おなら」など、下品な姓は数多く消滅しました。

ヒトラー

 また、20世紀最大の悪人として挙げられる人物と同じ姓の「イトレール(ヒトラー)」は、1946年に改姓されたのを最後に存在しなくなりました。

物騒な姓

 「死人」「棺桶」「暗殺者」「盗賊」などという物騒な姓を持つ人もいましたが、いなくなりました。

 一方「無罪」を姓に持つ人は、20世紀の100年間で489人いました。

フランケンシュタイン

 また、人造人間の物語で有名な「フランケンシュタイン」は、20世紀に12人いたそうです。