「弾丸より速く、機関車よりも強く、高いビルディングもひとっ飛び。空を見ろ。鳥だ、飛行機だ、いやスーパーマンだ」の名ゼリフで有名なアメリカ生まれのスーパーヒーロー。
原作は1933年にアメリカ・オハイオ州クリーブランドのジェリー・シーゲルとジョー・シャスターという当時17歳の2人の高校生が考え出したもの。イメージをジェリー、デザインを漫画家志望のジョーが担当した。この時からすでに胸に「S」字の有名なロゴを考案していた。それから5年後の1938年6月に『アクション・コミックス』創刊号にて世間に発表された。その後、マンガのみならずTVドラマや映画、ミュージカルなど、幾度となく登場している。
出身は地球とは別の銀河系にある惑星クリプトンの首都クリプトノポリス。地球暦1936年2月29日生まれ。惑星クリプトンの崩壊に伴い母星を脱出、地球に帰化する。本名カル・エル(「星の子」という意味)。地球名はクラーク・ケントで、普段はメトロポリス市クリントン・ストリート344-304号室に在住。メトロポリス市のプラネット・スクエアにあるデイリー・プラネット社という新聞社に勤務。ちなみにスーパーマンとしての秘密の要塞は北極にある。(作品により設定が異なる場合もあるが、ここでは代表的な設定を挙げた)
ちなみに、スーパーマンは1992年12月18日発行のコミック誌『DC Comics』にて一度死亡している(作品原題『The Death of
Superman』)。メトロポリスを守るため、宇宙狂人ドゥームズデイと戦い死亡というストーリーだが、世界中のファンに衝撃を与えた。ただし、この後彼は復活を果たしている。
日本でもスーパーマンをベースにした作品が数多く登場している。
戦時中には東京ローズの「アメリカのスーパーマン、覚悟しなさい!」の声と共に日本版スーパーマンが登場している。軍部が知力・体力・視力・俊足力・強靭な皮膚を持った5人の男を集め、科学者がその能力を機械でミックスするという設定のものである。
また、有名なところとして、藤子・F・不二雄が1966(昭和41)年11月より小学館の学習雑誌に連載を開始した『パーマン』がある(1967(昭和42)年からは『週刊少年サンデー』にも連載)。小学生の須羽ミツ夫が、バードマンからもらったパーマンセットを身に着けて、2人と1匹(サル)の仲間と共に正義のためパーマン(1号)として活躍するというストーリー。
また、鳥山明の『Dr.スランプ』にもペンギン村のトラブルメーカー、スッパマンが登場する。「ウメぼしたべてスッパマン!」の迷ゼリフが有名。はるか宇宙のかなた、オカカウメ星からやってきて「オカメコオロギより速く!力はトノサマバッタより強く!たかいカズノコなどひとっとび!」だそうである。タコに向かって「火星人め!」と攻撃したり、おぼれている魚たちを救助したりと、日々活動している。逆らう善良な住人に対しては仕返しをし、悪人が強いと見るやすぐに寝返ってしまうという卑怯ぶりも発揮する。普段の姿はPCBテレビのレポーター、暗悪健太(くらあくけんた)と、本家スーパーマンを徹底的にパロディ化している。
絵を担当したジョー・シャスターは1992年7月末に、イメージを担当したジェリー・シーゲルは1996年1月28日に亡くなっている。 |
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