0108.新聞の雑学
新聞紙のサイズ
 新聞を見開いた大きさは縦54.6cm・横81.3cm。これは日本で初めて使った新聞輪転機が、フランス製のマリノニ式と呼ばれるもののサイズに由来する。この輪転機に合わせて新聞用紙のサイズが決まり、JIS規格も作られたため、新聞はずっとこの大きさのままである。また、この縦と横の比率は、視覚的に美しいとされる「黄金比」の5:3にも近い値。対角線の長さはほぼ1m。
 また新聞紙面の下にある9つの穴は、印刷して折り畳む時、機械が新聞を一部ごと針と糸を紙に差し込んで引っ張るためにできるもの。

新聞広告
 広告自体、世界では古代エジプト、日本では奈良時代に源を発するが、急速に普及したのは新聞の普及と共にである。
 日本初の日本語による新聞広告は、幕末に長崎や横浜などの外国人居留地で発行されていた『海外新聞』に掲載された薬品商アレンの広告(推定1866(慶応3)年)や、1866(慶応3)年3月に『万国新聞』に出された横浜の中川屋嘉兵衛の広告で「パン・ビスケット・ボットル 右品物私店に御座候間…」と掲載されたものなど、諸説ある。
 ちなみに朝鮮半島で最初の新聞広告は、『漢城周報』1886年2月22日に掲載されたEdward Meyer社とされている。19世紀末期の朝鮮半島の新聞広告は、欧米系・日系企業のものが非常に多かった。

号外
 号外は大きな事件や事故などが起きた時、朝刊や夕刊の締切り時間に間に合わず、次の新聞を出すまでに時間がある場合などに発行する。発行するかどうかは編集局長が判断することになっている。このため編集局長とは24時間いつも連絡がとれるような体制になっている。号外が発行されると、新聞社の社員が腕章を付け、手分けをして繁華街や駅など人の集まる場所に出向き、配布する。

新聞漫画
 1924(大正13)年、『報知新聞』に連載された『ノンキナトウサン』(作・麻生豊)が、日本初の新聞の四コマ漫画がとされている。新聞漫画の先進国・米国の影響を受けた愉快な漫画で、前年の関東大震災で沈みきった東京市民の心を元気づけたという。

作成 2004.05.25/更新 2004.05.25
その他
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