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ガムの起源はアメリカ大陸の先住民族がエゾマツの樹脂を噛んでいたことに由来するといわれているが、それ以前にヨーロッパでも弾力性のあるものをかむ習慣があったともいわれている。
初めてガム(正式名称はチューインガム)として売られたものの材料はパラフィンで、1848年、アメリカのジョン・カーティスが「メイン州純正スプールガム」という名前で発売した。これには味が付けられていなかった。現在主流のガムの主原料はチクルという天然樹脂だが、これを初めて発売したのはトーマス・アダムスという人物で「アダムス・ニューヨーク」という名前で1871年に発売されたものである。これにもやはり味が付いていなかった。初の味付きガムはジョン・コルガンが1879年に発売した。19世紀末にはすでにガムの自動販売機が存在していた。
通常のガムとは異なり風船のように大きく膨らませることのできる風船ガム(バブルガム)は1880年代にはすでに存在していた。フランク・ヘンリーが初めて製造したと伝えられている。現在の風船ガムには酢酸ビニル樹脂(ポリ酢酸ビニル)も原料として使われている。
1928年、フィラデルフィアにあるフリア・チューインガム社の会計係だった、当時23歳のウォルター・ディーマーは偶然、従来のガムに比べ伸縮性があり、ベタつかないガムの作り方を発見した。同社はこれを「ダブル・バブル」と名付け1個1セントで発売、爆発的な人気となり、海外にまで輸出されるようになった。ディーマーは同社の上級副社長を務め1970年に引退、彼の発明に対して特許料はもらわなかったが「世界中の子供たちを幸せにする仕事を成し遂げた」と生涯誇りにしていたと夫人が語っている。彼は1998年1月8日、93歳で死去した。
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