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世界で初めてボールペンを発明したのはジョン・ラウドというアメリカ人で、1884年のことである。ただし、インク漏れがひどく実用にはいたっていない。
以後改良が重ねられ、1943年、細い管に粘度の高いインクを入れることによりインク漏れを解消した、現在のボールペンに近いものがハンガリーの首都ブダペストで出版社の編集長をしていたラディスラオ・ピロにより開発された。彼は必要に迫られ化学者である弟と共に研究を開始、アルゼンチン大統領による研究資金の援助もあり完成させた。
翌1944年、アメリカのレイノルズ社、それに続きエバーシャープ社が特許を取得、大量生産を開始した。レイノルズ社は1945年シカゴのデパートで本格的に発売を開始、「水中でも書けるペン」といわれ大ヒットする。1947年には普及キャンペーンのため、世界一周中の飛行機が日本にも立ち寄り、明治神宮、旧練兵場上空からたくさんのボールペンがばらまかれ話題となった。
第2次世界大戦後の1947年、日本でもボールペンが製造・販売されるようになったが、材質や技術の問題で不良品が多く出回った。この原因を研究し、品質の高い日本産のボールペンを製造したのが中田藤三郎である。彼は1949年にこの改良型ボールペンの販売を開始した。
ちなみに開発当初のボールペンは油性だったが、初めて水性のボールペンが開発されたのは1966年、日本で開発された。
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