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中国茶には製法によって青茶(チンチャア)・緑茶(ルーチャア)・黒茶(ヘイチャア)・紅茶(ホンチャア)・黄色(ホアンチャア)・白茶(パイチャア)・花茶(ファチャア)の7種に大別されるが、烏龍茶はそのうち青茶の一種に分類される。「烏(カラス)」のように色が黒く「龍」のように曲がりくねった茶葉を使用することから「烏龍茶」という名前が付いた。
日本ではかつては中華料理店でしか飲むことのできないような特別な茶だったが、1980年代半ばごろから一般的にも飲まれるようになった。
どの茶も同じツバキ科のチャの木の葉を原料とするが、製法により種類が変わってくる。烏龍茶は「半発酵茶」の一種である。茶葉を摘み取ってしばらくのあいだ日光に当てたり室内に放置したりして発酵させると、茶葉は赤褐色を帯び芳香を発しながら発酵していくが、紅茶のように完全に発酵させずに加熱処理を施し発酵を止めたものである。
成分的には緑茶のようなビタミンCがほとんど含まれないが、カフェインやカテキンはほぼ同量含まれている。タンニンも多く含まれ、特にその中にポリフェノールが多く含まれている。「脂っこい食べものによく合う」といわれているが、脂肪を分解する成分といわれているサポニンの含有量は緑茶のほうが優れている。また烏龍茶の抽出液はタンニンの解毒作用が発酵したことにより弱められているので、胃に優しい飲みものとなっている。さらにフラボノイドも豊富に含まれているので、口臭予防にも効果がある。
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