0400 札幌圏+北海道一周 2006年夏&秋
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0406:北海道最強の洋館
■たろう 2007.02.17 00:15
 前回の中島公園スレの最後に「次回からは郊外の方に…」と言いましたが、札幌市中心部にもう一つ、絶対に忘れてはいけない北海道最強の洋館建築がありました。…写真を見ればもうお分かりですね。
 今回はこちらのお話でもしようかと。
北海道最強の洋館!

う~ん
ごま 2007.02.19 23:44
 ドラゴンクエストか、ファイナルファンタジーに出てくる、どこかのお金持ちの家ですか?そんな建物。

ゆうしゃよ、たからのはこをあけるがよい。
■たろう 2007.02.20 00:01
 さすがごまさん、ご名答!
 そうなんです、某有名RPGに出てくる、金持ちの家なんですよ。ちなみに私、勇者たろうはここで1000Gゲットしました!いや、村人1の方が適役か?…たしかに、いわれてみると近代の洋風建築って、どこかそんな感じがしますね。
 一応、誤解のないように申し上げると、この建造物はご存知「旧北海道庁」ですね。ちなみにHPG掲示板に私が初めて投稿したときに貼った写真もコレだったなあ。今回はその時の写真を一枚。
 詳しい話は、この次からボチボチやっていきますね。
旧北海道庁赤レンガ・ライトアップ

ダンディ
■ごま 2007.02.21 00:19
 あ、懐かしい!CGCGっぽいって言ってた気がします。
 コウモリが似合う伯爵がいそうですね。

実は個人的に住んでみたい洋館第1位。
■たろう 2007.02.21 22:37
 「かこのけいじばん」を調べてみましたが、この初投稿写真を貼ってから2年も経っているんですね。いつの間にやら…。
 さて、この旧北海道庁赤レンガですが、旧開拓使札幌本庁の敷地内に1888(明治21)年に完成したもの。設計は平井晴二郎を主任とした北海道庁土木課の建築技師たちだといわれています。当時はこの赤レンガ本館と木造の附属舎が建てられていたそうですが、現在では赤レンガ本館のみ残っています。
 今でこそ赤レンガ(といえば、地元では通じますが)のシンボル的存在となっているてっぺんの八角塔ですが、実は1896(明治29)年ごろに一度撤去されています。で、復元されたのが1968(昭和43)年。翌年には国の重要文化財として指定され現在に至っています。
 ということで、写真は赤レンガの裏に建つ現在の北海道庁と、横側から撮った赤レンガの写真。
赤レンガ裏にある現在の北海道庁 赤レンガ・横からバージョン

羊羹
■ごま 2007.02.24 22:35
 八角塔は撤去されて、なかった時代の方が長いじゃないですか。そのバランスもおもしろいですね。
 相互リンクも2年4ヶ月ですか。早い。早すぎます。

現在の赤レンガ
■たろう 2007.02.26 01:10
 そうなんです、実は八角塔のなかった時代の方が長いんですよ。でも、あと25年すれば八角塔のなかった時期に追いつく計算になりますが。
 さて、夏には入る時間がなくて外観のみ撮ってきた赤レンガ、先日近くに用事があったついでに中を覗いてきました。ということでここからは内部の方の紹介でも。時計台は入場料が必要だけど、こちらは入場無料というところも個人的にうれしいですね。
 ちなみに現在は、北海道立文書館や樺太・千島資料館として使用されています。雑学好きにはいろんな情報がゲットできてたまらない場所です。
 その辺の話は次回以降ということで、今回は赤レンガ内の中央階段と電話ボックスの写真を。
赤レンガ・中央大階段 赤レンガ内にあった“でんわ”ボックス

八角親方は北勝海
■ごま 2007.02.26 01:52
 光の差し具合が絶妙ないい階段です。記念に一度ココを転げ落ちてみたいものです(?)
 電話ボックスも街中であまり見なくなってきたような。中にあるのはあまりにもふつうの電話ですね。「でんわ」というひらがな表記に親しみをおぼえます。

八角という魚の刺身の味は淡白らしい
■たろう 2007.03.12 01:27
 さて赤レンガシリーズ最終回。
 現在赤レンガは文書館&千島・樺太資料館として使用されているというわけで、江戸末期ごろからの北海道・樺太・千島関連の公式文書類が収められています。展示されている資料を眺めているだけでも、北海道の歴史を知ることができ、かなり興味深いものがあります。
 昔は札幌都心部の道路に、北海道の地名を冠した通の名前が存在していたり、開拓史の旗として使用されていた「北辰旗」は白地だったのか紺地だったのか?という長年の疑問が解けたり(役所に掲揚する旗は白地、艦船に掲げるものは紺地とのこと。真ん中にはどちらにも赤い★印。サッポロビールのマークにその名残を見ることができますね)、北海道庁は政府から莫大な資金援助を受け、北海道開拓と北方警備(特にロシアからの防衛)の任務にあたっていたり、北海道知事は戦後になって初めて登場したり(それまでは「北海道庁長官」)…。いやあ、勉強になりました。
 ということで、写真1枚目は大正末期ごろの赤レンガ、2枚目は官営工場時代に作られたサッポロビールのラベル、3枚目は旧北海道庁長官室(知事室)。3枚目の長官室、現在は「記念室」という名で一般公開されています。こんなところで仕事をしてみたいものです。奥に何気なく置いてある木彫りの熊がなんとも北海道らしいですね。
大正末期の赤レンガ 元祖!サッポロビール 旧北海道庁長官(知事)室

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