0400 札幌圏+北海道一周 2006年夏&秋
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0407:旧炭鉱街の面影
■たろう 2007.03.19 23:53
 今回の旅日記は、札幌市を少し離れてみようかと。
 札幌から車で約1時間半、かつては炭鉱の街として、現在はメロンと財政破綻した街としておなじみの夕張市を訪れました。
 夕張市は石炭産業が盛んだったころは、北海道炭礦汽船(以下「北炭」と略す)の天下といった感じの街で、現在でもその遺構を街のあちらこちらで見ることができます。
 そんな北炭の街、夕張の中でもVIP専用の施設だったのが写真の建物。一見質素な感じの建物ですが…。
 次回へ続く。
かつては北炭のVIP専用施設

再建できるかな
ごま 2007.03.20 20:16
 みのもんたが訪問したという夕張市ですね。住民負担が大きくて、住んでる人はかわいそうですね。
 VIP専用ですか。そんなことしてるから…。たぶん一見質素、中身は豪華絢爛じゃないですかね。

名前は一応「鹿鳴館」
■たろう 2007.03.24 02:16
 現在「夕張鹿鳴館」と呼ばれているこの建物、かつては「鹿ノ谷倶楽部」という北炭の迎賓館的施設で、1913(大正2)年に岩見沢市にあった北炭の社宅を移築したもの。1954(昭和29)年には昭和天皇夫妻も宿泊されたという由緒正しい歴史を持っています。主に上流社会の人間たちのみが集う場として用いられていて、立地的にも長年の間、一般人の目に触れることがなかった幻の施設でした。
 で、石炭産業が衰退し、北炭が撤退したあとの1984(昭和59)年に買収したのが夕張市。どちらかというと、夕張の産業を支えていた北炭が残していった由緒ある施設群を、自治体が産業の基盤がなくなった状態で維持管理しなければいけなくなったわけで、その辺のつけが今になって全部まわってきたんでしょうね。
 それはともかく、この建物は和洋折衷型のなかなか趣のあるものなので、なんとか残してほしいものですね。
 写真は旧鹿ノ谷倶楽部の内部。家具類はほとんど北炭が撤退するときに持ち去られたそうで、改修時に夕張市がそろえなおしたとか。
夕張鹿鳴館・大会議室 夕張鹿鳴館・庭園…というかただの芝生の庭 和洋折衷なので、和室もあります 昭和天皇も滞在された応接室

超豪華ですね
■ごま 2007.03.27 00:17
 すばらしいですね。あまり見てませんでしたが「華麗なる一族」を思わせます。
 広い庭園の緑がいい感じですね。ここで犬とボール遊びしてみたいです。

夕張鹿鳴館のお庭
■たろう 2007.03.29 23:37
 ここの庭、写真を見ただけでも結構広いですが、実はカメラのレンズの反対側に、もっと広い芝生が続いているんですよ。クリくん(たろう注:ごまさんの愛犬の名前)の遊び場に最適ですね。あ、でもここ、犬の立ち入り大丈夫だろうか…。
 ちなみにこの夕張鹿鳴館、本館の両脇に、渡り廊下でつながれた別館があります。本館以外は修復されていないので、立ち入りはできません。
 実はですね、個人的には、お金さえあればこの施設、丸ごと買い上げるか借りるかして、建物を丸ごと改修して、レストランか旅館でも経営してみたいんですよ。…まあ、お金と経営手腕があれば、の話ですが。
 夕張市にある旧北炭の施設、もう一つだけ紹介させていただきますね。
 ということで、次回へ続く。

華麗なる庭園
■ごま 2007.03.30 00:32
 犬が喜びそうですね。
 夕張市はなんとか財政を立て直さないといけないですから、
ここはたろうさんが救世主となって歴史に名を残すってのはどうでしょう。

こんな建物もあります
■たろう 2007.04.02 01:08
 夕張鹿鳴館、とりあえずは某民間企業に運営委託するとのこと。でも、今年以降、中に入らせてもらえるかは現在のところ不明。この建物、見た目しっかりしていそうですが、実は結構ガタがきているんですよ。こうなれば、企画書でも作って、夕張市役所と某企業に掛け合ってみようか…。一応、個人的に考えた勝手な構想はあるんですけどね。
 で、夕張鹿鳴館の話はこの辺にして、北炭が残していったもう一つの建造物を。
 写真のレンガ造りの建物は「滝の上発電所」。北炭が1925(大正14)年に、自社施設の発電施設として建造したもの。ちょうど発電所の裏手にある川の流れを利用して発電する水力発電所です。なんとこの発電所、現在でも現役で活躍しています。大正時代に造られた発電所から来る電気が最新鋭のパソコンなんかを動かしていたり…とか考えると、ちょっと不思議な感じ。
滝の上発電所(現役)

ケータイ充電
■ごま 2007.04.03 01:36
 川の流れで発電、自然の力を利用していいですね。でも水力と風力だけではやっぱりほんの一部しかまかなえないんでしょうね。
 大正の建物が今なお現役というのはすばらしいですねえ。

おまけ
■たろう 2007.04.03 01:51
 夕張鹿鳴館のある鹿ノ谷地区と発電所のある滝ノ上地区の間にある清水沢地区で見つけたコナンの「火の用心」。ちなみにその横にはハム太郎。
 さて、次回は新千歳空港に寄って、いよいよ秋の北海道1周旅行編開始とまいりましょうか。
コナンで火の用心 ハム太郎も火の用心

とっとこ名探偵
■ごま 2007.04.04 01:17
 おお!コナンにハム太郎。細かいところにもお金を掛けていますね。人気キャラクターを使って効果テキメンでしょう。
 だから財政が…って、また毒づいてる。

名探偵ハム太郎
■たろう 2007.04.04 23:21
 まあ、夕張市は石炭オンリーで成長した街ですからね。ある意味北炭と国の政策の被害者的存在みたいなもので。石炭産業衰退後、観光事業に投資しすぎたのが裏目に出たんでしょう。かの夕張メロンの経済効果もたかが知れている程度のようで。
 そういえば、夕張鹿鳴館ほか夕張市の17施設の運営委託を受けた某民間企業の社長さんは、全国の経営破たんしたレジャー施設を買い取っては、その経営を見事立て直していらっしゃる方のようで(北九州のスペースワールドとか)、今回もその経営力がどう発揮されるかというところです。
 でも、夕張鹿鳴館みたいな由緒正しい施設は、由緒正しく経営してほしいものです。どうなることやら。

とっておきハムサンド
■ごま 2007.04.04 23:48
 石炭ではきついというか生き残れないでしょうからね。何かをしなければいけなかったんでしょうけど、メロンなどの農産物でもやっていけない経済のしくみは何とかしないと。農業や林業にもっと補助を出すかお金がまわるようにしないと、どうしても迷走しますね。
 レジャー施設は作ってしまったものは仕方ないですから、その手腕に期待ですね。

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