0002.年寄りの冷や水
ぽてちん様 からの投稿雑学
 「年寄りの冷や水」ッて有るでしょう、アレって一体由来はどこから来ているのか?現在となっては、ご老人が年がいもなく無理をする事となっておりますが、元々と言いますか言葉の由来は、江戸時代にさかのぼります。
 まだ上水道のない頃の事で、当時飲まれていた水は井戸水、そのほかには溜池や池袋、沼袋などの「地下」にたまった宙水や伏流水を利用していたそうです。
 さて、年寄りの冷や水ですがこれは本当に冷たい水です。
 しかしながらこの水は隅田川の「まんなか」からすくってきた物です。この時代には「水売り」という商売人がいて夏になると売り歩いていました。この人達、隅田川のまんなかの水がきれいだ!と言って桶の水の周りに杉の葉を立てて小さな氷片を浮かばせて「冷や水や~!」などとかけ声とともに売り歩いていました。どんぶり1杯で1文(現在では20円くらい)です。この冷や水ですが、余り清潔とは言えず身体の抵抗力が弱ったお年寄りが飲むとお腹を壊す事が多かったそうです。若者ならいざ知らず、この様な状態ですから清潔な水を飲むために上水が引かれるようになりました。
 最初の上水は小石川上水と言う事です。
[情報源:講談社『つい誰かに話したくなる雑学の本』]


たろうの補足
小石川上水は1590(天正18)年に開設。井の頭池に端を発する神田川の水を、関口村(現在の文京区)から分水し、現在の後楽園付近までひいていた。後に神田上水と改名。1890(明治23)年まで使用されていた。
最終的に江戸には小石川(神田)・玉川・青山・三田・亀有・千川の6つの上水が整備され、当時世界最大規模の人口を擁した江戸の市民の生活用水として使用された。
「水道橋」という地名は、この神田上水の懸樋があったことに由来する。

投稿日 2004.10.06
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