0004.地軸の傾き
ぽてちん様(資料調査)・Hell ambassador様(文章構成) からの投稿雑学
 最近星、特に恒星について調べているのですが面白い記事を見つけたので投稿致します。それは地球の地軸(地球の真北と真南を結ぶ軸)が傾いている事です。
 地球儀などが傾いていて北が真上に来ていないので皆様もご存じの事と思います。地軸の傾きは23.5度です。私が面白いなと思ったのはナゼ北極点は北を指さずに傾いて自転しているのか?という事です。
 太陽が誕生した直後はその周りにはチリとガスで充満していた。(この時勿論太陽系もないし、地球などの惑星もなかった。)やがてチリとガスは1千年から1万年かけて平面上に集まり互いに衝突を始める。その衝突したチリとガスは1年から10年の間に直径1~10キロメートルの微惑星へと変化していくのである。その微惑星はチリとガスを集めながら大きな惑星へと変化していく。しかしチリとガスを集めきってしまった惑星はその成長を止めてしまう(成長するための材料がないので当然の事である)。
 この時、太陽の周りにはその同心円で回る20個の「原始」惑星が出来た。(現在の地球や火星などになる以前の惑星)太陽に近い原始惑星は高温のため灼熱の星となり逆に太陽から遠い惑星は氷の星となった。ちなみに地球の軌道付近にあった数個の原始惑星には海(水)があったと考えられている。この状態が約1000万年続いたと考えられている。
 しかし、現在の太陽から火星軌道までの範囲に今の地球の10分の1位の大きさの原始惑星が20個存在していた。その間隔は現在の地球と金星の距離の4分の1位と考えられていたのだ。これらの惑星はお互いの重力で引き合っていて間隔を保って太陽の周りを公転していたが、宇宙空間のガスが消滅した事によりバランスを失い衝突を始める。衝突した原始惑星は、まるで水飴のように引き延ばされ円盤状になって1個になる。このようにして原始惑星は再び他の原始惑星と衝突して大きくなっていった。
 太陽系のあちらこちらで数10万年から数100万年に1回くらいのペースで原始惑星どうしの衝突が繰り返された。何度かの衝突で現在の地球の90パーセントの大きさになった星、これが地球の「前身」である(この時点では地球は出来ていない、これを原始地球と言う)。地球が地球となるためには1つの要素が不可欠であった。それは最後の原始惑星との衝突である。
 原始地球に対し最後に残った原始惑星が衝突する。この時、この瞬間に地球の大部分が決まった訳である(この原始惑星は地球の右斜め上に衝突する)。この力によって地球の自転は加速し現在までかかって1日24時間となったのである。『そしてこの時、地軸が23.5度となった』しかし、劇的な変化はこの後に起こるのである。原始惑星が衝突する時のエネルギーはスサマジイ物がある。衝突の勢いで岩石は溶け大気圏外に飛び出し再び原始地球の重力に引き戻される。「破片」は土星の「輪」のように地球の周りを回り出し破片同士がくっつき始める。やがてそれらは1個の星となるのです。これが「月」の誕生です。残りの破片は地球に吸収されて完全な地球と月が出来上がりました。

[情報源:小学館『地球大進化』]


投稿日 2004.10.11
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