0007.バベルの塔
アルフォンヌ・ルイ・シュタインベック4世様 からの投稿雑学
 バベルとは「バビロン」バビロニアの首都、アッカド・ウル・バビロニアなどの諸王朝の首都で当時世界文化の中心。「バビロニア」は西アジア、チグリス・ユーフラテス川の下流地方。また、その地方に起こった古代帝国。紀元前3000年頃、楔形文字・宗教・文学・芸術など、世界最古の文化の発祥地で極盛期はウル第1王朝・バビロン第1王朝である。
 「バベルの塔」は旧約聖書の創世記に登場する。「ノアの方舟」のおかげで大洪水から生き残った子孫たちはバビロンに移り住み、集団で暮らすようになっていた。やがて彼等は天に届くような高い塔を建て、そこに本格的な都を築こうとする。しかし、この傲慢な計画に怒った神は、彼等の言葉を通じなくする事で、塔の建設を中止させてしまう。彼等は、塔を建てる事をあきらめ、築きかけた都を「バベル」、ヘブライ語で「混乱」と呼んだ。
 ここから「バベルの塔」は、およそ実現不可能な企てなどを意味する事となった。
[参考文献:広辞苑第三版・河出書房新社「雑学の缶づめ」]

たろうの補足
バベルの塔の建設を指導したのは、聖書によるとその土地の支配者だったニムロデという人物。この名前は「(神に)反逆するもの」という意味で、彼の本名ではない。本名は不明。方舟で有名なノアのひ孫にあたる。
ウル第1王朝は紀元前2563年頃~前2387年頃存在。初代メスアンネパッダよりバルルまで5代続いた。バビロン第1王朝は前1894年頃~前1595年頃、初代スム・アブムよりサムス・ディタナまで11代続いた。

投稿日 2004.10.15
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