0044.蛍光
Hoshiyan様 からの投稿雑学
 全ての波長を含有している光を白色光といい色は感じない。物質が一部の波長でも吸収すると色が付いて見える。
 物質が光を吸収すると、大概は熱に変換されるが、物質によっては吸収した光の全部を熱に換えるのではなく50%とか20%を波長の違う光に変換し出すものがある。これを「螢光物質」という。
 この螢光は物質が固まった状態では、分子が螢光を出しても、周りの分子が吸収してしまい見え難い。螢光物質が水に溶け分子がバラバラになると強い螢光が出現する。「フルオレセイン」という分子は、青い光を吸収してオレンジ色に見え、水に溶けたときもオレンジ色だが、バラバラになるので、青より波長の長いミドリの螢光を強く発する。
そのオレンジ色と螢光のミドリ色が重なって黄緑色に見える。
 何の説明かって?バスクリンがお湯に溶けると色が変わる仕組みです。

たろうの補足
光を分解すると「青」「緑」「赤」の3色に大きく分けられる。「光の3原色」といわれ、この3色の光が全て混ざると白く見える(加法混色)。これに対し「色素(絵の具等)の3原色」は「青」「黄」「赤」の3色で、全てを混ぜ合わせると黒くなる(減法混色)。
蛍光灯は、蛍光管内の水銀蒸気でアーク放電することにより発生する紫外線(波長253.7nm)を蛍光物質にあて、可視光線に変換させ発光させる装置である。現在のタイプの蛍光灯を開発したのはドイツの発明家エトムント・ゲルマーの研究グループで、1926年のことである。
ホタルや発光バクテリアの場合、発光物質(ルシフェリン)がある種の発光酵素(ルシフェラーゼ)と触媒した時に化学変化を起こし発光する。発光物質や発光酵素は、種によって異なり、その色も発光酵素によって左右される。

投稿日 2006.08.26
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