0068.非公認会計士と公立探偵
Hoshiyan様 からの疑問
 公認会計士、じゃあ「非公認の会計士」はいる?私立探偵、じゃあ「公立の探偵」はいるのかな?

たろうの回答
非公認会計士
まず「公認会計士」だが、これはある企業の監査・会計業務を行う専門業種で、国家試験に合格し、実務経験を経た人のみ名乗ることができる。この制度は、イギリスの産業革命に伴い、会計処理の需要が増えたために誕生した職種である。
日本ではかつて「計理士」と呼ばれていたが、1948(昭和23)年の「公認会計士法」の成立に伴い、それまでの計理士業務加え、監査業務のできる資格として「公認会計士」が誕生した。公認会計士試験に合格したほとんどの人が大手の監査法人に就職する。
「非公認会計士」は、早い話が国家資格を持たないで会計業務を行う人のことだが、日本の場合「特定社員」として、監査法人の社員となることができる。アメリカでも、州ごとにより事情は異なるが、公認会計士とパートナーシップを組んで業務を行うことが可能となっている。いずれにしても公認ではないので、その業務内容は制限されている。
公立探偵
「公立」の探偵といえば「刑事」ということになるが、「公立探偵」と呼ぶことはない。しかし、明治時代には暴動や反乱に関する情報を収集する軍や警察の諜報員や、単に刑事のことを「探偵」と呼んでいたそうで、その名残として、関西地方の警察では部内の用語として今でも刑事のことを「探偵」と呼んでいる。
日本では、推理小説の主人公のように事件の調査を行うことはほとんどないが、アメリカでは州単位で公的免許を持った探偵が存在しており、元刑事が転職したり、開業したりする例もある。銃器の保持も許される場合もある。

投稿日 2007.07.16
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