0077.光
マスクメロン大佐様 からの疑問
 光は粒子なんですか?それとも波なんでしょうか?また、生物には肉眼では見えない位微弱な光を出していると聞いたことがありますが本当なんでしょうか?

たろうの回答
まず「光」とは電磁波の一種で、人間の目で見ることのできる波長のものを指す。おおよそ400nm~800nm程度の波長のものを指す。
音波や海の波、地震波等は、いわゆる「物体の振動」によって発生する波であるが、光その他の電磁波はそれらとは違い、物体のない真空中でも、空間そのものがエネルギーを発して伝わるという特殊な波である。この時、エネルギーを発する物質と吸収する物質の間に「電場」「磁場」が生じ、これが対になって電荷を持った粒子に力をおよぼすので、電磁波は「電荷を持った粒子を揺り動かす波」ということができる。以上のことから「光」は、光を発する物質が可視光線という電磁波にエネルギー変換され、目の奥にある光を感知するセンサー(視細胞)の分子に含まれる電子が揺り動かされ、「視覚」を生じさせるものである、といえる。
前項では光を「波」の観点から取り上げたが、電場・磁場が発生するときに「光子(フォトン)」という素粒子を介して電磁波を伝える。そのため、光を含む電磁波は「波」であり「粒子」でもあるといえる。
また、絶対零度でない限り、原子は活動しているので、当然電子も活動し電磁波を発しているので、原子で成り立っているすべてのもの(生物も含む)はなにかしらの電磁波を発生することになる。可視光線(光)に関していう限り、生物の場合「バイオフォトン(生物フォトン)」と呼ばれる発光現象が確認されている。ただし、完全に光をシャットアウトした状態で超高感度の測定器を使わないと検出できないほど微弱なものである。

投稿日 2008.06.28
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