浜松から戻り、その日の晩は川崎市の友人宅に泊めていただきました。
そして翌日もまた横浜・東京をまわります。
2002.11.04 撮影
1994年に開館した新横浜のラーメン博物館です。長期間館内で営業するレギュラー店と3か月から1年程度の短期間出店する期間限定店があり、日本各地のラーメンの味が楽しめます。
新横浜駅から徒歩5分とアクセスもそれほど悪くはありません。
2002.11.04 撮影
2002.11.04 撮影
このノスタルジックな街並みは日清チキンラーメンが登場した1958(昭和33)年当時の街並みを再現したもので鶴亀町・蓮華町・鳴戸町という街の名前も付いています。1階にラーメンに関する展示やショップがあり、地下1階と地下2階にこのような街並みが広がっています。
ラーメン博物館で見学と食事を済ませ東京へ向かいます。
東京都港区白金台にある東京都庭園美術館へ行きました。
2002.11.04 撮影
高松藩松平氏の下屋敷があった場所に香淳皇后の叔父であ朝香宮鳩彦王の邸宅として1933年に建てられました。朝香宮家の皇籍離脱とともに一家が退去した1947年から1950年までは外務大臣公邸(当時吉田茂が総理大臣と外務大臣を兼任していたため実質的には総理大臣仮公邸)として使用されていました。1950年に西武鉄道に払い下げられ1955年に白金プリンス迎賓館として開業し、国賓や公賓が来日した際の迎賓館として、旧赤坂離宮が迎賓館として利用されるまでその役割を務めました。その後プリンスホテルの本社として利用され1983年より現在の東京都庭園美術館となり現在に至ります。
2002.11.04 撮影
庭園側から見た美術館です。戦前の皇族の邸宅としてはかなりモダンなつくりとなっていますが、これは朝香宮がパリ滞在中の1925年にパリ万国博覧会で見たルネ・ラリックやアンリ・ラパンといったアールデコのデザイナーの作品に感銘を受けたのをきっかけとして建てられた様式の建築だからです。内装もラリックやラパンが担当しています。アールデコ様式の個人住宅は世界中にありますが、この旧朝香宮邸はその中でも特に品質や保存状態が高いものとなっています。1993年には東京都の有形文化財に、2015年には国の重要文化財に指定されています。
このあと場所を移動しもう少し都内を見てまわります。
2017.11.10 作成