ひとくち雑学

ラベンダー畑で有名な、北海道富良野市の総面積の3分の1は、東京大学が所有している「東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林北海道演習林」で、1894(明治27)年の千葉演習林に続いて、1899(明治32)年に設置された。

北海道を駆け回る防災ヘリ!はまなす2号

2002.06.30

 写真のヘリコプターは、はまなす2号です。北海道防災航空室により、1996(平成8)年から運用されています。

 消防や防災などの業務で、北海道中を飛び回り、活躍しています。

 写真は2002年6月30日に某所で撮影したもので、その時はドクターヘリ(けが人の搬送)として利用されました。

はまなす2号のスペック

※ はまなす2号とはまなす1号が紹介されています。

ヘリの着陸地点に水をまくのはなぜ?

 さてよく見ると、ヘリの離着陸地点に水がまかれています。なぜそうするのでしょうか?

 この時ちょうど現場に居合わせた、自衛隊で働く方(その方は非番の日でした)から直接聞いた話ですが、ヘリコプターの回転翼(プロペラ)で生じる静電気が元で、火災が起こらないようにするため、ヘリの離直陸地点には、必ず水がまかれるとのことでした。

 また、プロペラの回転から生じる強風で、砂ぼこりが舞わないようにするという目的もあります。

 たしかに災害で被災した地域に、ヘリで救援物資を届ける時も、離着陸地点に水をまいています。

2002.06.30

 その時もちょうど近くに消防車が待機していました。この消防車が着陸地点に水をまいていました。

2002.06.30

投稿者プロフィール

たろう
元学習塾講師。
雑学と街歩きについての記事を、主に書いています。
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