ひとくち雑学

数学が大の苦手だった夏目漱石は、大学予備門の入学試験のときに、隣の受験生の答案をカンニングした。
そのおかげか漱石は無事合格。ところが、その隣の受験生は不合格だった。

まな板の上の魚が暴れるのは、人間の○○が関係していた!

痛くて暴れているわけではないのでご安心を

 まだ生きている魚を、まな板の上でさばこうとすると、魚はバタバタと暴れだします。

 痛いの?怖いの?と、つい思ってしまいますが、実は、魚はまったく別の理由で暴れているのです。

魚は痛みも恐怖も感じません

 実は、魚には痛みを感じる「痛点」というものは、基本的に存在しません。つまり、魚が「痛い」と感じることはないのです。また「怖い」という感情を持つこともありません。

 では、なぜ魚はまな板の上で暴れるのでしょうか?

魚が暴れるのは人間の“体温”が関係していた

 まな板の上の魚が暴れるのは、実は、人間と魚の「体温差」が関係しています。

 魚の体温はおおよそ12℃で、対する人間の体温は35~36℃ぐらいあります。

 つまり、魚は自分の体温よりも20℃以上高い人間の体温に対して「熱いよぉ~」と抵抗していたのです。

 人間でたとえるなら、熱いお茶を素手で直接触ってしまったり、60℃ぐらいに熱くしたお風呂に、足を入れようとした瞬間、とっさに足を引っ込めてしまうアレと同じ理屈です。

 生きた魚をさばくときに、人間の体温にびっくりして、魚をできるだけ暴れさせないようにするには、あらかじめ、手を冷たい水に冷やすなどしてから、調理すると良いかもしれません。

投稿者プロフィール

たろう
元学習塾講師。
雑学と街歩きについての記事を、主に書いています。
YouTubeチャンネル「たろ散歩」もぜひご覧ください!
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次のうち実際にいる生物はどれ?

  • ツクダニイソギンチャク
  • シオカライソギンチャク
  • ウメボシイソギンチャク
  • ナットウイソギンチャク

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ウメボシイソギンチャク

 Actinia equina。触手を引っ込めると、直径は5cmほどの梅干しのような見た目になることから名付けられました。
 本州から九州にかけて、また地中海で見ることができます。神奈川県真鶴半島に生息するものは、県指定の天然記念物になっています。
 相模湾にもかつて生息していましたが、関東大震災による海岸隆起でほとんど死滅してしまいました。

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