ひとくち雑学

「和尚」を「おしょう」と読むのは禅宗や浄土宗の場合。天台宗や華厳宗では「かしょう」と読み、真言宗・法相宗・律宗では「わじょう」と読む。

[11] 新幹線(グリーン車)に乗り、富士山を見てみよう

 東京駅へまた来ました。今度はここから東海道新幹線に乗って移動します。この記事を書いているちょうど15年前なので、新幹線の車両もずいぶん様変わりしました。

新幹線(グリーン車)に乗ります

2002.11.02

 手前が300系で奥が100系車両です。

 100系車両は、初代0系車両に替わるものとして、1985年10月1日より運用が開始されました。東海道新幹線では2003年9月16日、山陽新幹線では2012年3月16日に引退しています。

 300系車両は、これまでの運転速度を50km/h上げるために製造され、1992年3月14日より運用を開始し2012年3月16日に引退しました。

2002.11.02

 こちらの写真は、左が100系で右が300系車両です。よく見るとライトが赤く点灯していますが、これは列車の最後尾(進行方向の反対側)ですよというサインです。

2002.11.02

 この時乗ったのは、こちらの300系車両の新幹線です。まだ北海道に新幹線が来ていなかった当時の北海道民で、このころはまだ北海道外にはたまにしか行かなかったので、新幹線に乗ることはちょっとした旅のハイライトでした!

2002.11.02

 この時はグリーン車に乗って移動しました。

列車の等級制度の歴史

 以前は日本の鉄道も1等・2等・3等の名称で座席の等級が分かれていました。当時は乗車する等級により、特急料金だけでなく、運賃そのものも違いました。

 1960年6月1日より2等級制(旧1等・2等→新1等、旧3等→新2等)に変わり、1969年5月10日より運賃自体は乗車する等級で区別されることはなくなりました。特急料金のみがグリーン車と普通車で変わるという制度になりました。

 2011年3月5日に登場したグランクラスは、従来のグリーン車のよりも快適なつくりとなっており特別料金もかかりますが、制度上はグリーン車の一種として扱われています。

新幹線から富士山が見えた!

 さて300系新幹線は東京駅を発車し西へ向かいます。途中富士山もよく見えました。

2002.11.02
2002.11.02

 この時は頂上部分に雲がかかってしまっていました。

 新幹線からの景色を見ると、富士山の裾野には、なだらかな地形が広がっていることがよく分かります。新幹線でいうとちょうどこの新富士駅のある辺りの区間です。

 こうして次の目的地へ向かいます。

2002.11.02

投稿者プロフィール

たろう
元学習塾講師。
雑学と街歩きについての記事を、主に書いています。
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