2002年11月 北海道民の翼で北海道へ!

この度の旅行もいよいよ帰りの飛行機に乗るだけになってしまいました。

2002.11.05 撮影
東京国際空港こと羽田空港です。この旅行で立ち寄った2002年当時はまだ第1旅客ターミナルしか使用されていませんでした。第2旅客ターミナルのオープンは2004年12月です(第1ターミナルオープンは1993年9月)。




2002.11.05 撮影
1993年9月より運用が開始された高さ77.6mの旧管制塔です。現在羽田空港の管制塔は3kmほど離れたD滑走路(2010年10月完成)を目視できるよう2010年1月より運用が開始されました。旧管制塔は現在バックアップ用の予備の管制塔となっています。また低層部にある国土交通省航空局の庁舎や管轄する空域内を飛ぶ飛行機を管制するターミナルレーダー管制室の施設はそのまま利用されています。


2002.11.05 撮影
第1ターミナル内の写真です。一番下の階が東京モノレール・京浜急行乗り場がある地下1階で、奥に2本並んでいるエスカレーターを上ったところにあるのが1階の到着ロビー、写真の一番上の階が2階の出発ロビーになります。ちょうどターミナル中央の吹き抜け部分にあたる場所で、写真左側に首都高速道路湾岸線と国道357号線湾岸道路が、さらに道路を渡ると現在は第2ターミナルあります。右側に行くと搭乗口があります。
ちょうどこのあたりです

搭乗手続き締め切りの時間が近付いてきたのでいよいよ飛行機の乗ることにします。

2002.11.05 撮影
この時に乗った飛行機はエアドゥです。北海道札幌市に拠点を置き1998年より運航を開始した北海道の航空会社です。空港ターミナルと直結する搭乗口は大手のJALかANA、また当時はまだ存在していたJAS(日本エアシステム)が利用していたため、空港利用料の安いターミナル外にある駐機場までバスで移動します。


2002.11.05 撮影
タラップまでたどり着きました。ターミナルビルに直結できない飛行機や後の時間に飛行を開始するために待機している飛行機がずらりと並んでいるエリアです。


2002.11.05 撮影
垂直尾翼にレンズを向けてみました。“AIR DO”のロゴが青空に映えています。しかしこの当時の正式な会社名はエアドゥでななく「北海道国際航空」で「エアドゥ」は愛称でした。1998年12月の運航開始当初は将来的に北海道とサハリンなどの北方圏とを結ぶ路線の就航を目指していたため、社名に「国際」の名前を入れていました。それまで愛称だった「エアドゥ」が正式な社名となったのは2012年10月のことです。
一時期経営破たんに陥っていた時期もありこの時もまだ民事再生の途中でしたが、現在ではそれも解消されANAとの共同運航のもと北海道と全国各地を結ぶ空の翼として活躍しています。


2002.11.05 撮影
こうして7泊8日に及ぶ2002年10月から11月の旅は終わりました。


2017.11.20 作成