ノーベル賞の賞金の使い道 – アインシュタインの場合


アインシュタイン (Wikipediaより)

 科学の各分野と平和に功績のある人物・団体を毎年選び与えられる、世界的に権威のあるノーベル賞。その高い権威のため、賞金もかなりの額になりますが、受賞した人物がどのように賞金を使ったのかも、気になるところです。
 今回は1921年に物理学賞を受賞した、アインシュタインの例を見てみましょう。



 アインシュタインといえば、相対性理論で有名な物理学者ですが、1921年にノーベル物理学賞を受賞した理由は、光電効果を理論的に解明することができたという功績によるものです。現在では太陽光発電などで広く応用されている分野です。

 彼は受賞の2年前、最初の妻であるミレーバと離婚しています。その時、もしノーベル賞を受賞した場合、その賞金を慰謝料として支払うと約束します。この時点ですでに、アインシュタインはいずれノーベル賞を受けるであろうことが、その業績から明らかであったため、このような約束ができたものと思われます。そして、アインシュタインはノーベル賞を受賞し、賞金は約束どおり、全額前妻のもとに振り込まれました。

 余談ですが、もし日本人がノーベル賞を受賞した場合、その賞金は非課税扱いになると、所得税法で定められています。