ひとくち雑学

Apple社のコンピュータの名前でおなじみの「マッキントッシュ」は、本来リンゴの品種名。
1811年にジョン・マッキントッシュが発見。日本には1890年、札幌農学校に初めて導入、1892年「旭」と名付けられ普及した。

世界初のコンピュータは枝切りばさみだった?

2007.06.29撮影

 私たちが現在「コンピュータ」として使っている機械の元祖は、アメリカで1937年に開発されたABC(Atanasoff-Berry Computer)とも、イギリスで1943年に開発されたコロッサス(Colossus)ともいわれています。

 ところで、この「コンピュータ(computer)」という言葉は、もともとどのような意味だったのでしょうか?

「コンピュータ」は枝切りバサミだった?

 「コンピュータ」という言葉、「計算する・算出する」という意味の動詞「コンピュート(compute)」が、名詞となって生まれたものです。さらにその言葉のルーツを探っていくと、ラテン語の「コンプターレ(computare)」という言葉にたどり着きます。

 これは、木を剪定するという意味の「プターレ」に接頭語「コン」がついたものです。

 樹木を剪定するとき、どの枝や葉を切るべきか頭を使うことから、時代とともに「剪定する」という意味から「考える、見積もる」という意味となり、さらには「計算する」という言葉にまで発展しました。

 ということは、本当の初代コンピュータは、庭師のハサミだった?

投稿者プロフィール

たろう
元学習塾講師。
雑学と街歩きについての記事を、主に書いています。
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