世界初のコンピュータは枝切りばさみ?


2007.06.29 撮影

 私たちが今「コンピュータ」として使っている機械の元祖は、アメリカで1937年に開発されたABC(Atanasoff-Berry Computer)とも、イギリスで1943年に開発されたコロッサス(Colossus)ともいわれています。ところで、この「コンピュータ(computer)」という言葉は、もともとどのような意味だったのでしょうか?



「コンピュータ」は枝切りバサミだった?

 「コンピュータ」という言葉、「計算する・算出する」という意味の動詞「コンピュート(compute)」が、名詞となって生まれたものです。
 さらにその言葉のルーツを探っていくと、ラテン語の「コンプターレ(computare)」という言葉にたどり着きます。これは、木を剪定するという意味の「プターレ」に接頭語「コン」がついたものです。樹木を剪定するとき、どの枝や葉を切るべきか頭を使うことから、時代とともに「剪定する」という意味から「考える、見積もる」という意味となり、さらには「計算する」という言葉にまで発展しました。
 ということは、本当の初代コンピュータは、庭師のハサミだった?