東京駅丸の内口前の古くて新しい風景

東京ステーションホテルが入っている東京駅丸の内口。辰野金吾が設計した建築として有名です。開業した1914(大正3)年は、すでにコンクリート建築の時代となっていましたが、この東京駅は、辰野が慣れ親しんでいたレンガで造られています。


2002.10.30 撮影



東京駅の丸の内出口にある丸ビル


2002.10.30 撮影

 駅の向かいに、丸の内ビルディングがあります。

 写真は、5階のテラスから、丸の内駅舎を写したものです。ちなみに、この場所で後ろを振り向いて一枚撮ると、下の写真のようになります。


2002.10.30 撮影

 丸の内口駅前については、YouTubeでも取り上げましたので、ぜひご覧ください。

改装オープン直後に訪れた丸ビル

 丸の内ビルディングは、1999年に取り壊された旧丸ノ内ビルヂング跡地に建てられました。地上180m、37階建てのオフィスビルとして、2002年9月6日に全面改装オープンしました。前のビルも新しいビルも、三菱地所が設計し、建てました。

 オープンの日付と、撮影した日付を比べてみると分かりますが、実は、この旅行で訪れたタイミングが、オープン2カ月未満となっています(ということに、この記事を書いていて、初めて気付きました)

 ちなみに上の階から、皇居もよく見えたので、カメラのレンズを向けたのですが、ビルのスタッフの方が飛んできて「皇居を撮影すると、宮内庁からクレームが来るのでご遠慮ください」と言われたのを覚えています。


2002.10.30 撮影

 丸ビルの中です。1階から大きく貫く吹抜がビルの中に広々とした空間を生み出しており、ここではイベント等が開催されています。